チュンマリ大統領(左)と握手する朴大統領=22日、ソウル(聯合ニュース)
チュンマリ大統領(左)と握手する朴大統領=22日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は22日、来韓中のラオスのチュンマリ大統領と首脳会談を行い、両国間の実質的な協力策や朝鮮半島情勢について意見交換した。
 ラオス大統領の来韓は今回が初となる。青瓦台(大統領府)によると、両首脳は1995年の国交樹立後、高官交流、貿易、投資、文化、観光などさまざまな分野で目を見張る発展を遂げたことを評価した。両国間の友好協力関係の発展についても協議した。
 このほか、ラオスの豊富な天然資源と韓国の先端技術や開発の経験を結合させ相互協力を進める方策やラオスの主な新規プロジェクトにさらに多くの韓国企業が参加することについても話し合った。
 首脳会談終了後は、2013年国際交流協力団(KOICA)無償援助基本協定、2014~2017対外経済協力基金(EDCF)借款基本協定、世界文化遺産に登録されているラオス・チャンパサック県の文化的景観の保存に向けた了解覚書などの締結式が行われた。
 青瓦台はチュンマリ大統領の来韓について、朴大統領のベトナム、インドネシア訪問や東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(韓日中)首脳会議への出席、フィリピンのアキノ大統領の来韓など、韓国政府のASEAN重視外交の一環として実現したと説明した。朴大統領は就任後、ASEAN加盟10カ国のうちマレーシア、カンボジアを除く8カ国首脳と首脳会談を行った。

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