【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は15日、韓国と日本の関係は信頼を基盤に未来志向的な方向に発展させていかなければならないとの考えを示した。
 同日、東京で開かれた韓日・日韓協力委員会創立50周年総会に寄せた祝賀メッセージで述べた。また「両国は自由民主主義と市場経済の価値を共有する隣国であり、協力委員会が創意的な寄与をしてくれることを願う」とした。総会に出席した韓国側の国会議員らが伝えた。
 朴大統領は同委員会が両国の相互理解や友好協力に大きく貢献してきたと評価。また在任中、両国関係に大きく貢献し今総会で同委員会会長を退任する中曽根康弘元首相に謝意を示した。
 1969年に発足した同委員会は両国の国会議員や財界、文化界などの関係者らが参加。両国間の協力などを話し合い、議論の結果を自国政府に提言している。日韓協力委員会の新会長には麻生太郎副総理兼財務相が就任する。

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