麻生副総理が適任？日韓協力委の新会長に

【ソウル聯合ニュース】麻生太郎副総理兼財務相が韓国と日本の国会議員らが参加する日韓協力委員会の会長に就任する。複数の日本のメディアが15日までに報じた。同委員会は中曽根康弘元首相が会長を務めている。
　麻生氏は「最近の日韓関係は極めて異例とも言えるほど緊張感がある。両国の問題を一つ一つ丁寧に解決していく義務と責任が我々に与えられている」と述べた。
　麻生氏は首相や外相などを歴任しており、両国関係の重要性を踏まえた人選とみられる。ただ、麻生氏は4月に靖国神社に参拝したほか、過去の歴史に関する問題発言をしていることから適任ではないとの声も出そうだ。
　1969年に発足した同委員会は両国の国会議員や財界、文化界などの関係者らが参加。両国間の協力などを話し合い、議論の結果を自国政府に提言している。日韓協力委員会と韓日協力委員会の今年の合同総会は15日、東京で開かれる。