亀裂などが見つかった南大門=11日、ソウル(聯合ニュース)
亀裂などが見つかった南大門=11日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国宝第1号の南大門(正式名・崇礼門)のずさんな復元工事に対する批判が高まる中、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が徹底した調査と責任追及を指示した。青瓦台(大統領府)の李貞鉉(イ・ジョンヒョン)広報首席秘書官が11日、記者会見で明らかにした。
 朴大統領は南大門のずさんな復元工事を含め文化財行政全般について徹底した調査を実施し問題点を明らかにするよう求めた。また、関係者の責任を厳しく問い、制度的な補完策を用意するよう指示したという。
 2008年に放火で全焼した南大門は約5年の工事を経て復元された。しかし工事を終えてからわずか約半年で柱や垂木に亀裂が入り、塗料が剥がれ落ちているのが見つかった。

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