【ソウル聯合ニュース】サムスン電子と米インテルが開発を主導するスマートフォン(多機能携帯電話)向けの新たな基本ソフト(OS)「Tizen」を搭載したスマートテレビが、遠からず発売される見通しだ。
 サムスン電子の映像ディスプレー事業部長を務めるキム・ヒョンソク副社長が7日、ソウル市内で開かれたスマートテレビのイベントで記者団に対し、「Tizen搭載テレビの開発が大きく進展した」と明らかにした。Tizenを採用したスマートフォンとテレビの発売時期については、「スマートフォン発売後にテレビも出すことになるが、発売時期に大きな開きはないだろう」と答えた。
 Tizen開発に取り組むサムスン電子などは2月の携帯電話見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」で、下半期にTizen搭載のスマートフォンを発売すると表明したが、製品はまだ発売されていない。完成度を高めようと発売時期を先送りにしており、来年最初の製品を披露するという見方が業界では大勢を占める。
 金副社長はTizenを搭載したスマートテレビの利点として、オープンプラットフォームをベースとするためさまざまな開発者が参加できること、Tizen搭載のスマートフォンと連動することを挙げた。

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