【ソウル聯合ニュース】韓国政府は5日、鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相主宰の閣議を開き、法務部が緊急案件として提出した「違憲政党の解散審判請求の件」を議決した。政府が憲法裁判所に統合進歩党の解散審判を請求できる根拠が設けられた。
 左派少数野党・統合進歩党の国会議員らが内乱陰謀罪で起訴されている。法務部は保守派の市民団体や北朝鮮脱出住民(脱北者)団体が統合進歩党解散を求めたことを受け、解散審判請求問題を検討してきた。
 この日通過した請求案を朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が裁可すれば、法務部は直ちに憲法裁判所に解散審判を請求するとみられる。政府による政党解散審判の請求は憲政史上初となる。

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