【ソウル聯合ニュース】韓国食品医薬品安全処は31日、臨時運営してきた釜山の甘川港輸入食品検査所を来月、正式な検査所として発足させると発表した。日本産水産物に対する検査体系を強化する措置。
 甘川港検査所は9月末基準で、韓国に輸入される水産物(総量61万7390トン)の43.9%、日本産水産物(同1万7748トン)の47.8%を処理している。韓国国民は日本産食品の放射能汚染を懸念しており、同検査所が臨時運営のままでは国民の懸念が十分に解消されないとの指摘が多かったという。
 現在、輸入食品検査所はソウルをはじめとする各地の食品医薬品安全処に計13か所の検査所、甘川港や仁川港など5か所に臨時検査所がある。
 食品医薬品安全処は「専門人員を補充するなど輸入水産物に対する検査体系を強化し、日本産食品に対する国民の懸念解消に努める」と話した。

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