【ソウル聯合ニュース】韓国国土交通部は31日、乗客の便宜を図り危険度の低い品目の規制を緩和し、航空安全の強化に向けて安全に影響を与える恐れがある品目は制限を強化すると明らかにした。
 これに向けて同部は「航空機内搬入禁止危害物品」告示の全部改正案を設け、来年1月1日から施行する計画だ。
 同改正案によると、爪切り、傘、コルク抜き、スケートボード、スキーストック、接着剤、眉毛用かみそり、テント用ポール、アイゼン、注射針、縫い針などは凶器として使われる可能性が低く、国際基準や外国の規定に照らして規制の根拠が不十分なため、持ち込み禁止品目から除外された。
 機内持ち込みはもちろん受託手荷物としての輸送も禁じられている護身用スプレーは1人1個まで受託手荷物として預けることができるようにした。
 また、1人1個に制限され、乗客の不満が高かった髪染め液やパーマ液は1人当たり合計2キロ(1個当たりの容量500ミリリットル)まで受託手荷物として預けることができる。
 一方、危険度が高いため制限を強化する品目もある。テロなどに使われる恐れがある発煙弾、模擬爆発物は受託手荷物としても取り扱いを禁止した。刃物類は機内への持ち込みができないが、プラスチック製ナイフや安全かみそりなどは持ち込みが認められる。


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