【ソウル聯合ニュース】世界20位圏の資源開発企業を目指す韓国鉱物資源公社の2008~2013年8月までの海外事業投資額は計3兆2735億ウォン(3042億円)で、同期間の収益は2275億ウォン、平均収益率は6.9%にとどまったことが31日、分かった。国会産業通商資源委員会所属の金漢杓(キム・ハンピョ)議員(与党セヌリ党)が同公社から受けた資料で明らかになった。
 2008~2012年の年度別投資額は2256億ウォン、3576億ウォン、3664億ウォン、7794億ウォン、8368億ウォンと年々増加した。2009~2011年の収益は362億ウォン、280億ウォン、759億ウォンで、2012年は197億ウォンの損失を出した。
 46件の海外事業のうち、19件(41.3%)の事業が赤字だった。8件は損益が集計されていない。赤字額はメキシコの銅山開発事業が150億ウォンで最も多く、オーストラリアの有煙炭事業(91億ウォン)、パナマの銅山事業(77億ウォン)などが続いた。
 同公社の負債額は2009年の9006億ウォンから2013年6月現在、4兆356億ウォンと4.5倍に増えた。資産総額に対する負債比率は120.2%から250.1%に拡大している。
 金議員は「強力な構造調整や投資財源多角化を通じ、財務の健全性を改善するなど、骨身を削る自助努力が求められる」と指摘した。 

Copyright 2013(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0