記者会見で発言するキム・ヨナ=30日、ソウル(聯合ニュース)
記者会見で発言するキム・ヨナ=30日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】来年2月のソチ冬季五輪まで30日で残り100日となる。フィギュアスケート女子2連覇を狙うキム・ヨナ(23)はソウル市内の泰陵選手村で行われた韓国選手団の記者会見で、「痛みがだいぶなくなり、ジャンプ練習もできる状態」と語った。キム・ヨナは9月末、右足甲の骨に軽い損傷が見つかり、全治6週間の診断を受けたことを明らかにしていた。
 2010年バンクーバー五輪で歴代最高の228.56点を記録し、韓国フィギュア史上初の金メダルを獲得したキム・ヨナは休養を経て、ソチ五輪を最後に引退する意向を示した。昨季の復帰戦で201.61点をマーク。世界選手権では過去2番目に高い218.31点を記録し、五輪2連覇に向けて順調な歩みをみせた。
 だが、負傷により今季のグランプリシリーズは欠場することになった。キム・ヨナは「ソチ五輪前に出場可能な大会(出場)を考えている。12月中にB級の大会に出場すると思う」と話し、実戦感覚を取り戻す計画を説明した。
 キム・ヨナは「ソチ五輪は私にとって2回目の五輪で引退の舞台となる。いつにも増して楽しく、良い経験をしたい」と覚悟を語った。

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