【ソウル聯合ニュース】国が実施するがん検診で「異常なし」との診断を受けてから1年以内にがんを発病したケースが多く、検診の信頼性を疑問視する声が出ている。
 韓国保健福祉部が国会保健福祉委員会に提出した資料によると、2007年から11年にかけて国のがん検診を受け、異常なしと診断された後、1年以内にがんが確認された患者は3万599人に達した。
 資料の提出を受けた金正録(キム・ジョンロク)議員(与党セヌリ党)は、がんは徐々に発病することから、これらの患者は検診時にがんを患っていたにもかかわらず見逃された可能性が高いと指摘。がん検診を見直し精度を上げるよう政府に求めた。

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