大韓航空の7～9月期営業利益　前年比43%減

【ソウル聯合ニュース】大韓航空が24日に発表した7～9月期の連結営業利益は1601億ウォン（約147億円）となり、前年同期比で43．2%減少した。売上高は3．4%減の3兆1833億ウォン、当期純利益は前年と同水準の3415億ウォンだった。
　旅客部門の輸送量が2%減少した。韓国発の輸送は5%増加したが、日本路線の需要が落ちた影響などで海外発の輸送は6%減少した。
　貨物部門は世界景気回復の遅れや生産基地の海外移転などにより、韓国発の輸送量と積み替え輸送量がそれぞれ9%と3%低下した。
　10～12月期は超大型機のエアバスA380の追加導入や新規運航、増便などで旅客部門の需要が増えると見込んだ。貨物部門は米国と欧州景気の回復が後押しし、緩やかに改善すると予想した。