【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部は1日、ソウル市内で「韓日産業技術フェア」を開いた。
 民間交流の活性化を目指した行事で、毎年開かれている。開幕式では韓日交流の拡大に寄与した両国の企業と経済人に賞が授与された。 
 また、2008年にノーベル物理学賞を受賞した益川敏英名古屋大学特別教授による特別講演が行われた。益川教授は、韓日関係をさらに発展させるには研究開発(R&D)協力を通じた産業技術協力が必要だと強調した。
 部品素材やプラント、自動車部品分野の商談会や韓日協力セミナーなども併催された。
 調達商談会には三菱自動車や新日鉄住金エンジニアリングなど約50の日本企業が参加し、韓国の約200社と個別に商談した。技術指導の商談会では、日本の大企業を退職した43人の技術者が技術伝授の機会を模索。これら技術者は半年から1年、韓国企業に赴き技術を指導する予定だ。

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