【ソウル聯合ニュース】アジア・オセアニア地域のスローフードを紹介する国際イベント「2013AsiO Gusto(アシオグスト)」が10月1日、ソウル郊外の京畿道・南楊州で開幕する。
 組織委員会は開幕を翌日に控えた30日、会場をメディアに公開した。会場は大詰めの作業と入場客を迎える準備で慌ただしさを増していた。会場には43カ国・地域の約500のブースが設けられる。
 有料展示場のテーマ館、国際館、国内館は白色の大型テントで設置された。展示場の大きさは1800平方メートル。各展示館は連結されており、便利に移動できるようにした。
 三つの展示館では76カ国・地域の料理1179種類を試食できる。アジアとオセアニア30カ国・地域の伝統料理を楽しめる。
 イタリアやフランス、韓国の正統コース料理を味わえるレストランはテーマ館に設置された。
 世界料理通りには22カ国・地域の料理やビール、ワイン、コーヒーなど27種類を試食できる。両脇に約40メートルにわたり並べられているブースで、伝統衣装を身にまとった楽士の演奏を聞きながら料理を味わえる。
 開幕式は体育文化センターの室内体育館で午後4時から約130分間行われる。各国の穀物を入れた餅を祭壇に供え、天に感謝の意を示す儀式も開かれる。各国の音楽やパフォーマンスなど、多彩なイベントも行われる。
 各国の識者がスローフードについて話し合うコンファレンス、入場客がスローフードについて学び、体験するワークショップなどは2日から進められる。イベントホームページ(www.asiogusto.org)で予約を受け付けている。
 イベントの演出を務めたイ・ヒョンジュさんは「世界3大スローフード大会のうち、本大会であるイタリアのサローネデルグスト、フランスのユーログストは博覧会」と説明。「アシオグストは第1回のため、おまつりの要素を加え、さまざまな楽しみを満喫できると思う」と話した。

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