【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は27日、韓米定例安保協議(SCM)を来月2日にソウルで開催すると明らかにした。
 金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官とヘーゲル米国防長官は同協議で、最近の北朝鮮情勢と朝鮮半島の安保動向を評価する。有事作戦統制権を韓米連合軍司令官(在韓米軍司令官兼務)から韓国軍へ移管する時期の再延期問題など、軍事懸案も話し合う。
 また、SCMの共同声明とは別に、北朝鮮の核とミサイル脅威に対する段階別、具体的な抑止戦略を文書化し、両トップが署名する計画だ。
 国防部は「北朝鮮脅威の分析、北朝鮮政策の協調、宇宙・サイバー分野の協力、未来の同盟発展ビジョンなど、幅広く、踏み込んで話し合うことになる」と説明した。
 ヘーゲル長官は就任後初の来韓となる。今月29日から来月2日まで滞在予定。前線を訪問するほか、韓米同盟の日の祝賀行事や韓国国軍の日の記念式に出席する。
 一方、韓米は今月30日、軍参謀本部議長が出席する韓米軍事委員会(MCM)を開く。

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