【ソウル聯合ニュース】外国人投資家が14日にわたり買い越しを続け、韓国の総合株価指数(KOSPI)が3か月ぶりに2000の大台に乗った。
 11日のKOSPIは前日終値比9.79ポイント上昇の2003.85で取引を終えた。同日は外国人が有価証券市場で6816億ウォン(約630億円)を買い越した。8月23日から14営業日の買い越し額は総額5兆2000億ウォンに上る。同期間、個人投資家が3兆9000億ウォン、機関投資家が7兆5000億ウォンを売り越したのとは対照的だ。
 外国人は世界経済の回復に伴う韓国の景気改善、金融不安を抱える新興国とは異なる韓国の魅力、米国の穏健な出口戦略(量的緩和策の縮小)実施などを念頭に、韓国に集中的に投資していると分析される。 
 専門家らは、外国人は短期的な好材料よりも景気改善を期待しているため、韓国株を好む傾向は簡単には変わらないと見込んでいる。

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