【ソウル聯合ニュース】韓国の輸出決済通貨トップ10に中国の人民元やブラジルのレアルがランクインした。
 韓国銀行(中央銀行)が11日発表した資料によると、上半期の輸出決済通貨(決済額は米ドル換算)は米ドル(2354億3180万ドル=約23兆6000億円)、ユーロ(156億2680万ドル)、円(94億6580万ドル)、ウォン(61億3200万ドル)が1~4位を占めたが、人民元やレアルなどの比率も大幅に拡大した。
 レアル(17億4780万ドル)はカナダドル(18億5510万ドル)に次いで6位に入った。レアルは2008年から少しずつ輸出決済通貨として利用されるようになり、昨年には韓国の輸出の0.2%がレアルで決済された。今年上半期にはその比率が0.6%に拡大している。中南米への輸出だけを見るとレアル決済率は9.2%に達する。
 1994年から輸出決済通貨として利用されている人民元(11億2810万ドル)は、オーストラリアドル(15億8350万ドル)に次いで8位。人民元での決済率は昨年の0.2%から今年上半期には0.4%に上昇した。対中輸出では1.6%。また、輸入品に対する決済通貨ランキングでも人民元(2億4390万ドル)は9位に入っている。

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