【ソウル聯合ニュース】韓国統一部が朴槿恵(パク・クンヘ)政権の掲げる「朝鮮半島信頼プロセス」(対話や人道支援を通じて南北の信頼構築を目指す政策)を主要国に伝える海外広報活動を強化している。
 統一部は6日、中国・北京のホテルで「朝鮮半島信頼プロセス具現化への挑戦と機会」をテーマに中国の朝鮮半島専門家らを招いた国際フォーラムを開催する。
 フォーラムには金炯錫(キム・ヒョンソク)南北会談本部常勤会談代表が出席し、柳吉在(リュ・ギルジェ)統一部長官の祝辞を代読するほか、「朝鮮半島信頼プロセス推進のあり方」について発表を行う予定。
 中国側からは北京大学の朱鋒教授、中国国防大学戦略研究所の楊毅所長らが出席する。
 同日午後には非公開で会議を行い、現在の北朝鮮情勢を評価し対北朝鮮政策をめぐる韓中の協力や国際社会を含めた協力策について話し合う予定だ。
 統一部はフォーラムで朝鮮半島信頼プロセスを中国の著名な学者や専門家らに具体的に説明することで、対北朝鮮政策における韓中協力を強化する機会になると期待している。
 これに先立ち、統一部は朴大統領の今年5月の訪米後に同部高官らを米国と日本にそれぞれ派遣し、相手国の専門家に政府の対北朝鮮政策を説明している。
 今後、ロシアなどほかの周辺国や国際社会にも対北朝鮮政策の基調や方向性について説明していく方針だ。

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