【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮は28日、南北軍事境界線上の板門店にある南北直通電話を通じ、開城工業団地南北共同委員会の設置や運営に関する合意書の文案に最終合意した。韓国政府当局者が明らかにした。開城団地の発展的正常化と稼動再開問題は同委で本格的に議論される見通しだ。
 韓国政府は同委の1回目の会議を9月2日に開城団地で開催するよう提案した。
 一方、北朝鮮は韓国政府が金剛山観光再開に向けた南北実務協議の開催を10月2日に延期するよう提案したことに対し遺憾を表明し、再考を求めた。
 韓国は当初9月25日の開催を提案したが、1週間遅らせるよう27日に再提案していた。
 韓国政府当局者は開城工業団地の正常化と離散家族再会に向け準備が進められている点を踏まえ「熟考した結果」だと説明し、北朝鮮側に10月2日の開催を受け入れるようあらためて求めた。

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