油田を発見した第1次探査艇は5月中旬にボーリング作業を開始し、先月目標だった深さ2200メートルに到達した。その後、生産テスト(DST)を通じ二つの砂岩層貯留区間で1日最大843バレルの原油産出試験を完了したと、同公社は説明した。
同公社は2月のイラクの探査鉱区に続き、今年2回目の原油採掘に成功した。
今回の探査には昨年、大宇造船海洋が建造した潜水式ボーリング船が初めて投入された。
ザンビル鉱区はカスピ海北部海域の水深3~8メートル、面積1935キロ平方メートルの海上鉱区。韓国コンソーシアムとカザフスタン国営石油ガス企業、カズムナイガス(KMG)が共同で運営している。
韓国コンソーシアムには、石油公社とSKイノベーション、現代ハイスコ、LG商事など8社が参加。
韓国コンソーシアムとKMGは埋蔵量をさらに確認するため、来年追加探査を実施する計画だ。
カスピ海では世界の石油企業約100社が操業中。昨年基準で確認された埋蔵量は382億バレルに達する。
石油公社はカスピ海のほか、カザフスタン内陸の複数の鉱区で操業している。
Copyright 2013(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0