【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は28日、2008年7月の北朝鮮軍による韓国人観光客射殺事件を機に中断された金剛山観光の再開のためには北朝鮮の責任ある措置が必要だとの立場を明らかにした。
 同部は国会南北関係発展特別委員会への報告資料を通じて、「金剛山観光の再開に向けては観光客の身辺安全保障、北朝鮮が凍結または没収した韓国側資産の原状回復など、北朝鮮の責任ある措置が必要だ」との見解を示した
 金炯錫(キム・ヒョンソク)報道官は定例会見で、金剛山の韓国側資産問題について「北朝鮮側の不当な措置を容認できない。直ちに措置を撤回すべきだとの立場に立って、北朝鮮と協議する」と方針を示した。

Copyright 2013(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0