これらブローカーは飲食店で働く女性従業員らに近づき、短期間で大金を稼げるとして海外での売春に勧誘した。現地の業者からは1人当たり100万ウォン(約8万7000円)~150万ウォンのあっせん料を受け取った。
売春した女性の多くが20代半ばから後半で、元芸能人や現役モデル、留学生や主婦などもいた。海外に行くのを尻込みした場合には、事前に口裏を合わせた占い師のもとへ連れて行き、海外に行くよう誘導するなどした。警察は占い師や海外の売春業者らも立件した。
飲食店従業員だったある女性は昨年1月に日本に渡ったが、健康を害して売春ができなくなり、高利の前受金を返済できず、旅券を取り上げられたままへき地に売られていったという。警察の捜査により、数か月ぶりに帰国することができた。
警察は、これまで日本での売春が多かったが最近はオーストラリアや米国、欧州などに広がっているとみて、国内外のブローカー対する捜査を拡大している。
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