韓国SBSテレビ　日本の右傾化取り上げる特集番組

【ソウル聯合ニュース】韓国のSBSテレビが11日の「SBSスペシャル」で、光復節（日本による植民地支配からの解放記念日）特集として日本の右傾化を取り上げる。
　韓国では、日本の政治家による相次ぐ問題発言や日本の大都市でのヘイトスピーチ（嫌悪表現）デモを日本社会の右傾化と受け止めている。SBSスペシャルはこうした右傾化の社会文化的な背景を分析する。
　番組は、日本社会は天皇制が築かれた時から、周辺国を属国とみなす蔑視と周辺情勢の変化に対する極度の恐れが入り混じった感情を遺伝的に引き継いできたと分析。こうした土壌の上に、根っこを失って揺らぐ日本の若い世代が不満や混乱、アイデンティティー喪失のために敵を求め、韓国がその標的になっているとした。