【ソウル聯合ニュース】4~6月期に世界で販売されたスマートフォン(多機能携帯電話)のうち約8割が米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した製品だったことが分かった。米調査会社のストラテジー・アナリティクス(SA)が2日に集計結果を発表した。
 SAによると、4~6月にアンドロイド搭載のスマートフォンは1億8260万台が売れ、シェアは79.5%だった。シェアは前年同期の69.5%から10ポイント上昇し、過去最高となった。
 一方、米アップルのOS「iOS」を搭載した製品は同期間に3120万台が売れた。シェアは2010年4~6月期以来の低水準となる13.6%にとどまった。販売台数は520万台増えているが、世界的にスマートフォンが増えているためシェアは3ポイント下落した。
 米マイクロソフトのOS「ウィンドウズ」搭載製品は890万台が売れ、シェア3.9%で3位に入った。
 SAはアンドロイド搭載製品が人気の理由について、競争力のあるライセンス使用料、多くのハードウエア製造パートナー、大規模なアプリストアなどを挙げている。
 SAのアナリストは「アンドロイド搭載製品は価格帯が多様で、先進市場と成長市場のいずれもで需要が高い。スマートフォン市場をけん引した」と説明した。

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