【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が携帯電話の営業利益で米アップルを抑え、初めて世界1位となった。
 米調査会社のストラテジー・アナリティクス(SA)によると、サムスンの携帯電話部門の営業利益は4~6月期に52億ドル(約5100億円)を記録し、46億ドルのアップルを上回った。
 アップルは多機能携帯電話(スマートフォン)「iPhone(アイフォーン)3GS」を発売した2009年7~9月期から今年1~3月期まで営業利益トップをキープしてきたが、「iPhone5」の販売低調やスマートフォン販売競争の激化を受け、首位の座を明け渡した。
 これに対し、サムスンは販売好調と、徹底した原価管理で営業利益トップに浮上したと、SAは分析した。
 サムスンは2011年7~9月期以降、スマートフォン販売台数で世界1位を記録し、昨年1~3月期からはフィーチャーフォン(従来型の携帯電話)をあわせた全体の販売台数でも世界トップを記録している。

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