【ソウル聯合ニュース】韓国の鉄鋼最大手ポスコが25日に発表した4~6月期の連結決算は、売上高が15兆6030億ウォン(約1兆4062億円)、営業利益が9030億ウォン(約807億円)で減収減益となった。
 営業利益は前期に比べると25.9%増加したが、前年同期比では30.5%落ち込んだ。上半期も1兆6195億ウォンと、前年同期比21.1%減少した。
 4~6月期の売上高は前期比で7.0%増加、前年同期比は5.4%減少した。また、純利益は2410億ウォンと集計された。
 ポスコ単体の4~6月期の売上高は7兆7400億ウォン、営業利益は7030億ウォンだった。粗鋼生産は885万トン、製品販売は841万トン。
 世界的な鉄鋼需要の減少で製品販売価格が下落したことから、営業利益が伸びなかった。それでも前期よりは多少改善した。世界の鋼材市況は7~9月期に底入れした後、徐々に上向くと期待される。
 ポスコは、円安の影響にもかかわらず、主要競合地域の中国で上半期の製品販売が前年同期比14.3%、東南アジアでは12.3%増加したと説明した。
 一方、通年の見通しについて、粗鋼生産が3700万トン、販売は3500万トンになると発表した。売上高は連結で64兆ウォン、単体は32兆ウォン、投資額は連結7兆~8兆ウォン、単体3兆5000億~4兆ウォンと予想した。

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