権容複(クォン・ヨンボク)同部航空安全政策官は同日、記者団に対し、「航空法関連条項に従い、第1段階として運航や訓練に違法事項がなかったか1週間程度調査する。第2段階としてアシアナ航空の運航が適正だったか全ての分野について3週間程度点検する」と述べた。
今月13日に韓国に帰国した事故機のパイロットらは、16日まで病院で健康診断を受け健康状態が良ければ17日から飛行手順に関する調査を受ける。同部は金浦空港のアシアナ航空事務所やソウルの本社でパイロットと面接し調査する予定だ。
この調査は米国家運輸安全委員会(NTSB)の事故調査と関連はない。
チャン・マンヒ同部運航政策課長は、国際規定によって、NTSBの報告書で違反事項が指摘されても報告書を根拠に処罰できないため、航空当局の別途調査が必要だと説明した。
また同部は、米国の地元放送局がアシアナ航空のパイロットを中傷するようなでっち上げの氏名を報道したことに関連し、NTSBのハースマン委員長が韓国政府とアシアナ航空に遺憾を表明したと伝えた。この放送局はニュースでパイロットの氏名として「何かの間違い」という意味の英語をもじった「Sum Ting Wong」などと読み上げたという。これらの氏名はNTSBのインターン職員から確認したとされる。
一方、現地の病院に入院中の事故機乗客と客室乗務員は12人に減った。このうち中国人乗客が7人、韓国人乗務員が4人、タイ人乗務員が1人。
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