【ソウル聯合ニュース】今年上半期は不振だった韓国自動車産業が、下半期には生産・輸出・内需の全分野において著しく回復するとの予想が出ている。
 韓国産業通商資源部は9日、下半期の韓国完成車メーカーの生産台数が232万台で、前年同期比6.5%、輸出は161万3000台で同9.7%それぞれ増加するとの見通しを明らかにした。
 国内販売も1.9%増加して79万9000台を記録すると予想した。
 下半期の生産が増加すると予想されたのは、主要メーカーで週末勤務が正常化され供給能力が拡大したほか、昨年はストライキで一時的に供給量が減少したため。
 輸出も米国の量的緩和縮小や円安による日本車の販売好調などマイナス要因があるにもかかわらず、供給の正常化、韓国・EU自由貿易協定(FTA)の追加関税引き下げなど、プラスの要因が複合的に作用し上昇傾向を見せると見通した。
 上半期の不振を下半期に取り戻せれば、年間業績は生産が460万台と前年比0.8%、輸出は320万台と同0.9%、わずかに増えると同部は予想した。
 一方、上半期の業績は、生産が227万8790台(前年同期比マイナス4.3%)、輸出が158万7273台(マイナス0.8%)、国内販売が75万1310台(マイナス6.7%)と暫定集計された。

Copyright 2013(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0