【ソウル聯合ニュース】韓国関税庁は30日、欧州連合(EU)との自由貿易協定(FTA)が7月1日で発効から丸3年を迎えるのにあたり、関税が撤廃されていない品目の関税を追加で引き下げると明らかにした。
 韓国はEUから輸入される約2000品目の関税を引き下げる。中・大型乗用車は3.2%から1.6%に、サムギョプサル(豚の三枚肉)は20.4%から18.1%に、ハンドバックは4.0%から2.0%に、ウイスキーは10.0%から5.0%にそれぞれ引き下げる。
 EUは韓国からの輸入品551品目の関税を引き下げる。中・大型乗用車は4.0%から2.0%に、テレビは9.3%から7.0%に、タイヤは2.2%から1.1%になる。
 関税庁は、EUとFTAを締結していない日本や米国と比べ輸出競争力が高まると予想している。日本と米国の中・大型乗用車のEUでの関税率は10.0%。
 一方、7月1日からクロアチアがEUの28カ国目の加盟国になるのに伴って同国への輸出品にもFTAの特恵関税が適用される。ただ、同国から韓国への輸出品については韓国とEUとの間の協定文改定前は関税が据え置かれる。

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