【ソウル聯合ニュース】株式時価総額を基準にした世界企業上位500社ランキングで、韓中の企業が大幅に後退した一方、日米の企業は順位を上げたことが27日、分かった。
 米通信社のブルームバーグが集計したランキングによると、時価総額1位はエクソンモービルで、次いでアップル、グーグル、マイクロソフト、バークシャー・ハサウェイと続いた。1~10位を米企業が独占している。
 年初には中国企業3社が10位以内に入っていたが、中国株式市場の低迷を受け時価総額が大幅に減少し、いずれもランクを大きく下げた。中国石油天然気(ペトロチャイナ)は年初の3位から12位、中国工商銀行は4位から13位、中国移動通信(チャイナモバイル)は5位から19位にそれぞれ後退している。
 韓国企業もサムスン電子が年初の17位から27位と10ランク下がり、現代自動車も168位から216位と48ランク後退した。ポスコは328位から445位、現代モービスは364位から452位、起亜自動車は444位から482位にそれぞれ下がり、年初に473位だったLG化学は500位圏外となった。
 一方、米企業はグーグルが6位から3位、ウォルマートが7位から5位、マイクロソフトが8位から4位、バークシャー・ハサウェイが10位から5位にそれぞれ上昇した。
 また、日本企業もトヨタ自動車が11ランク上昇し18位となったほか、三菱東京UFJ銀行が90位から70位、日本たばこ産業が137位から110位、三井住友フィナンシャルグループが151位から128位にそれぞれランクを上げた。先ごろ米携帯電話3位スプリント・ネクステルの買収を決めたソフトバンクは、197位から114位に83ランク躍進した。
 500位以内に入った企業の数は、中国・香港が38社で年初から5社減り、韓国も1社減の5社となった。これに対し、米国は190社で22社、日本は33社で2社、それぞれ増加した。

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