【ソウル聯合ニュース】米朝の連絡窓口である「ニューヨーク・チャンネル」の軸を担った北朝鮮の韓成烈(ハン・ソンリョル)国連次席大使が最近平壌に戻ったことが27日、分かった。韓国外交消息筋が伝えた。
 別の実務者が米国との接触を担当するとみられるが、当分の間、本格的なニューヨークチャンネルの稼働は難しそうだ。
 韓氏は北朝鮮の2回目の核実験などで米朝関係が悪化した2009年11月、国連次席大使として2度目に赴任した。2002年から2006年に次席大使を務めていた。
 ニューヨークチャンネルは北朝鮮の国連次席大使と米国務省との非公式外交ルート、米国と国交を結んでいない北朝鮮は国連代表部が米政府との接触を行っている。8人の職員のうち、韓氏と職人1人が実質的な対米関連業務を担当していたとされる。
 韓氏の後任は実務者級で、先ほど、米国ビザ発給を受けるための手続きを終えたという。 

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