【ソウル聯合ニュース】韓国と中国の自由貿易協定(FTA)締結を目指す交渉が来月2日から4日まで釜山で行われる。 
 韓国側は産業通商資源部の金栄武(キム・ヨンム)FTA交渉局長兼FTA推進企画団長が首席代表を務め、企画財政部、外交部、農林畜産食品部、海洋水産部で構成された政府代表団が参加する。
 中国側は商務省の孫元江国際局副局長を首席代表とする代表団が出席する。
 6回目となる今回の交渉では、分野別に双方の立場を盛り込んだ統合モダリティ(交渉の大枠)文案をまとめ、これを基に可能な分野から妥結していく計画だ。
 これに先立ち、韓国政府は今月14日、韓中FTA、韓日中FTAを積極的に推進するとの内容を盛り込んだ新通商ロードマップを発表した。
 韓国と中国は2012年5月にFTAの交渉開始を公式に宣言。今年4月に5回目の交渉を中国のハルビンで行った。
同FTA交渉は2段階に分けて進められる。第1段階では両国の敏感分野をどのように処理するかやFTAの範囲設定などを集中的に協議する。韓国側は農水産を、中国側は自動車、機械、石油分野などの製造業を敏感分野に分類している。
 第1段階の交渉が終わり次第、第2段階で産業別の具体的な交渉に入ると予想される。

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