【ソウル聯合ニュース】世界73カ国の韓人会(在外韓国人団体)の会長や幹部約380人が一堂に会する「世界韓人会長大会」が、18日にソウルで開幕した。21日まで。韓国新政権の国政課題を反映し、韓国国内の若者の海外就職支援や次世代韓人会の活性化などを話し合う。
 ソウル市内のホテルで行われた開幕式には、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領や与野党の代表、国会議員などを含め約500人が出席した。
 在外韓国人の親睦団体「在外同胞財団」のチョ・ギュヒョン理事長はあいさつで、世界韓人会長大会は韓人会長らが集まりネットワークを強化し、韓民族共同体の発展策を話し合う交流とコミュニケーションの場だとした上で、「母国と世界の韓国人が共に発展し『希望の新時代』を開けるよう、力を合わせよう」と呼び掛けた。
 大会の共同議長を務める在日本大韓民国民団(民団)中央本部の呉公太(オ・ゴンテ)団長は「今大会で韓人会長の相互理解を深め、韓人会のネットワーク基盤を構築したい」とあいさつ。また、新政権に対し「海外で育つ次世代へのハングル教育、韓国の文化・歴史教育に細心の配慮を期待する」と要望した。

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