【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の柳吉在(リュ・ギルジェ)長官は17日の国会外交通商統一委員会に出席し、北朝鮮が米国に高官級会談を提案したことについて、「米朝対話の可能性はほとんどない」との見解を示した。
 操業停止中の北朝鮮との経済協力事業、開城工業団地については「資材搬出などに向けた実務会談を韓国側は継続して要求している」と述べた。南北当局者会談は中止となったものの、開城工業団地問題をめぐり実務会談開催を求める政府の立場に変化はないことをあらためて確認したものとみられる。
 ただ、首席代表のレベルをめぐる対立で中止となった南北当局者会談については、再度開催を提案する考えはないと強調した。

Copyright 2013(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0