【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は5日、韓国と日本、米国が先月海上で行った合同軍事訓練は北東アジアの緊張を高める犯罪行為だと非難した。
 朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は同日付の論説で、合同軍事訓練が「狂乱的に行われたことが国際社会の懸念を引き起こしている」と主張した。また、訓練が朝鮮半島と北東アジア情勢を緊張させる主要原因だと指摘した。さらに3カ国の世界平和を脅かす侵略的犯罪行為を黙って見過ごすわけにはいかないと批判した。
 韓日米は先月15日、韓国済州島南東の公海上で各国のイージス艦や駆逐艦が参加する艦艇機動および捜索・救助訓練を実施した。
 朝日新聞は今月4日、中国が尖閣諸島を念頭に置いているとして日米の離島防衛訓練(6月10~26日)の中止を要請したと報じるなど、中国と北朝鮮は韓日米の軍事訓練に神経を尖らせている。

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