【ソウル聯合ニュース】韓国の電力取引所が5日午前9時21分、電力の予備力が一時的に450万キロワットを下回ったことから、「電力警報・準備」(予備電力400万キロワット以上500万キロワット未満)を発令した。
 同警報の発令はこれで3日連続、今夏4回目。発令の時間も早まっている。3日は午後1時31分、4日は午前10時22分だった。
 気象庁の予報によると、5日の最高気温はソウルが30度、大邱が32度、光州が31度。電力取引所は、午後2~3時には最大電力需要が6370万キロワットに拡大し、予備力が351万キロワット(予備率5.5%)に下がるとみている。これは、電力警報2段階目の「関心」(予備電力300万キロワット以上400万キロワット未満)にあたる。
 電力当局は、民間自家発電機の供給拡大や配電用変圧器の電圧引き下げなどの緊急措置を取る見通しだ。
 韓国では全国の原子力発電所23基のうち、性能試験の成績証明書を偽造したケーブルの使用が発覚した2基を含む10基が運転を停止している。

Copyright 2013(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0