同点ゴールを決めた金致佑=4日、ベイルート(聯合ニュース)
同点ゴールを決めた金致佑=4日、ベイルート(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選で、A組の韓国は4日(日本時間5日午前)、レバノンの首都ベイルートで同国代表と対戦し、1―1で引き分けた。
 前半11分にFWのハサン・マートゥクに先制点を許したものの、1点を追う後半ロスタイムにDFの金致佑(キム・チウ)がFKを決めた。韓国は前半、先制点を許してから積極的に攻撃を展開したが、相手GKの好セーブに阻まれるなど、好機を生かせなかった。後半も主導権を握り続けたものの、3回もクロスバーに当たるなどなかなか得点に結びつかなかった。敗色濃厚の雰囲気が漂っていた試合終了直前の後半ロスタイムに金致佑がFKを決め、土壇場でドローに持ち込んだ。
 これで韓国は勝ち点を11(3勝2分け1敗)に伸ばし、得失点差でA組首位に浮上した。2位は同じく勝ち点11のウズベキスタン。ただ、3位のイランが同日、カタール戦で1―0で勝利し、勝ち点を10に伸ばしたため、韓国は8大会連続9度目の出場を決めるために残り2試合での勝利が不可欠となる。
 韓国は11日にウズベキスタンと第7戦を、18日にはイランと最終戦を行う。いずれもホーム試合となる。最終予選は10チームが5チームずつの2組に分かれて、総当たり戦(各チーム8試合ずつ)を行い、各組の上位2チームがW杯に出場する。アジアの出場枠は4.5で、各組の3位はプレーオフを戦い、勝者が南米5位との大陸間プレーオフに進む。

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