鄭承兆合同参謀本部議長=(聯合ニュース)
鄭承兆合同参謀本部議長=(聯合ニュース)
【北京聯合ニュース】韓国の鄭承兆(チョン・スンジョ)合同参謀本部議長が4日、中国軍総参謀部の公式招待を受け、2日間の日程で同国を訪れた。
 午後からは中国人民解放軍の房峰輝総参謀長と韓中軍事会談を行う。朝鮮半島情勢を評価し、韓中軍事交流協力の拡大案、韓国合同参謀本部と中国総参謀部間の高官級会議の定例化、合同参謀議長と総参謀長間のホットライン設置などが協議される予定。

 韓国側は北朝鮮の動向と見通し、韓国政府の北朝鮮政策などを説明し、両国間で緊密な協力が必要であることを強調する。対話や人道支援を通じ南北の信頼構築を目指す朴槿恵(パク・クンヘ)大統領の「朝鮮半島信頼プロセス」政策についても説明するとされる。
 特に、北朝鮮の非核化と朝鮮半島の平和と安定を定着させるため、韓中両国間の軍事交流協力の拡大を中国に積極的に求める。
 合同参謀本部は「軍事分野の戦略的協力関係がより強化されるよう、両国間の主要懸案を協議する予定」と説明した。軍事会談後には報道文を発表する予定。
 5日には中国側が提供した専用機で、青島に移動し、北海艦隊を訪問する。同艦隊には中国初の空母「遼寧」が配備されている。 

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