【シンガポール聯合ニュース】第12回アジア安全保障会議に出席するためシンガポールを訪問している韓国の金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官が6月1日にヘーゲル米国防長官と会談する。両長官の会談は初めてで、対北朝鮮での連携策や2015年に予定されている韓米連合軍司令官(在韓米軍司令官兼務)から韓国軍への有事作戦統制権移管など両国間の懸案について協議する。
 金長官は31日、会議の会場となったホテルで記者団に対し、「韓国の安保問題において韓米同盟が最も重要であり中心軸だ。同盟を強化する方向で会談を進める」と述べた。
 国防部の金ミンソク(キム・ミンソク)報道官は韓米国防長官会談について「北朝鮮の脅威について意見を交換し、協調体制や韓米同盟強化策などを協議する」と説明した。
 1日午後には韓米日国防相会談も開かれる。金長官、ヘーゲル長官、日本の小野寺五典防衛相は会談で、北朝鮮の核やミサイルの脅威について認識を共有し、協調策を話し合う。人道的支援や国連平和維持活動(PKO)活動の際の協力策などについても協議する予定だ。

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