【ソウル聯合ニュース】ソウルでこの10年間、若年層の就業が減っている半面、高齢者層は増加していることが28日、ソウル研究院ソウル経済分析センターの調べで分かった。
 15~29歳の若年就業者数は2002年に120万6000人だったが、2012年には90万3000人と25.1%減少した。年平均2.9%減ったことになる。特に2006年(6万1000人減)と2009年(5万人)、2012年(5万5000人)の減少幅が大きい。
 一方で、60歳以上の就業者数は2002年の34万2000人から2012年には51万3000人に50.0%増加した。年平均の増加率は4.1%。2003年と2008年に小幅減少した以外は、毎年2万~4万人増えている。
 ソウル全体の就業者数は増加傾向にある。2002年の478万9000人から2012年は503万6000人と、約5%増加した。
 同研究院関係者は「平均寿命が延び、定年退職後に再就職を希望する人が増える中、若年層の就職難が深刻化している。高齢者層と若年層、それぞれに対する雇用支援政策が必要」と話した。

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