【ワシントン聯合ニュース】オバマ米大統領は7日(日本時間8日未明)、ホワイトハウスで韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領と首脳会談を行った後の共同記者会見で、「米韓両国は北朝鮮と外交対話をして信頼を構築する準備ができている」と語った。
 オバマ大統領は「朴大統領が明確にしているように、朝鮮半島の非核化を含めた国際的義務の順守措置を取るべきは平壌(北朝鮮)だ」と強調。「北朝鮮が危機をあおり、譲歩を引き出す時期は終わった」と主張した。
 オバマ大統領は首脳会談で朴大統領とミャンマー式の改革開放を話題にしたことを紹介。「(北朝鮮は)ミャンマーのように貿易と投資を一層追求し、米韓を含めた世界各国と外交関係を結ぶべきだ」と促した。
 北朝鮮の軍事挑発と関連しては、「もし米韓の間に溝を生じさせられると考えるなら、間違いだ。両国は過去のどんな時よりも強く結びついている。新たな制裁に直面している北朝鮮は、これまで以上に孤立する」と警告を発した。
 一方、2015年末に予定している韓米連合軍司令官(在韓米軍司令官兼務)から韓国軍への有事作戦統制権移管については、順調に進んでいるとした上で「北朝鮮の威嚇を含む両国への挑発に対する準備態勢は完璧だ」と話した。

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