【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が22日に発表した今年1~3月期の外国為替市場動向によると、同期間の平均のウォン・円相場は100円=1177.3ウォンで、前期(1346.4ウォン)より169.1ウォンのウォン高となった。
 円に対するウォンの上昇幅は14.4%で、2009年10~12月期(15.1%)以降で最大となった。
 これは日本の無期限量的緩和政策により、輸出市場で日本製品に比べ韓国製品の価格競争力が落ちたことを意味する。
 一方、ウォン・ドル相場は、1~3月期末に1ドル=1111.1ウォンと、前期末より40.5ウォンのウォン安となった。
 世界的なドル高の影響に北朝鮮リスクまで加わったためだ。
 同期間の主要20カ国・地域(G20)の平均値幅(前日比)は0.28%から0.33%に拡大し、韓国の値幅は平均よりも多少高い0.36%となった。

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