【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は3日、企画財政部と金融委員会から業務報告を受けた席で、景気低迷の長期化による国民への悪影響に懸念を示した上で、「雇用創出と国民生活の安定」に重点を置いて追加補正予算を編成する方針を示した。経済政策は特にタイミングが重要だとし、経済活力の回復と歳入の正常化に向け、補正予算案を早期に編成して国会へ提出するよう求めた。
 また、今年の経済政策方向と関連し「経済活力を取り戻し、国民生活の安定を下支えする創造経済の基盤づくりに尽力してほしい」と出席者らに求めた。
 創造経済の基盤づくりに向けては、合併・買収(M&A)市場とエンジェル投資(個人投資家によるベンチャーなどへの投資)の活性化、規制整備、インセンティブの強化が必要だと指摘。政府は企業家が安心して挑戦できる環境を作り、規制を緩和する必要があるが、これに向けた予算・税制・金融支援を整えるには企画財政部と金融委員会の協力と調整が欠かせないと強調した。

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