コンセプトカー「HND9」=(聯合ニュース)
コンセプトカー「HND9」=(聯合ニュース)
【高陽聯合ニュース】韓国の自動車展示会「2013ソウル国際モーターショー」が28日に京畿道・一山の韓国国際展示場(KINTEX)開幕した。韓国自動車産業協会(KAMA)や韓国輸入自動車協会(KAIDA)などの主催。2年に1回開かれる同展示会は4月7日まで。展示面積は10万2431平方メートルで、13カ国・地域から331の部品・完成車メーカーが出展する。
 韓国勢では現代自動車が6800平方メートルのブースに38台を展示する。「アバンテクーペ」など新車2台のほか、ラグジュアリースポーツクーペのコンセプトカー「HND9」、水素燃料電池自動車「ツーソンix」、電気自動車(EV)の「アバンテ」(MD)、「ソナタハイブリッド」などのエコカーも出展する。
 また今回の展示会で大型トラック「トラゴ」の新モデルを世界で初めて公開するほかレーシングカーの展示も行うという。
 4000平方メートルのブースを確保した起亜自動車はエコカーなど27台を展示する。「カレンス」や5ドアの「K3」などの新車が注目を集めそうだ。
 韓国GMは次世代EVなど23台を展示。ルノーサムスンは年末の販売を計画している小型クロスオーバー・ユーティリティー・ビークル(CUV)「QM3」をアジアで初めて公開する。双竜自動車は最高級セダンなど19台を展示する。
 ◇海外勢も積極的
 韓国では昨年、輸入車の割合が過去最高を更新しており、海外メーカーも同展示会を機に販売攻勢を強める計画だ。
 ハイブリッド車(HV)に力を入れる韓国トヨタは、今回は韓国で初めてHVの先端技術が使われたコンセプトカーを公開する。
 高級ブランド・レクサスの「LF-LC」はデザイナーの感性が光るスポーツクーペ。トヨタ自動車の「FT-Bh」はトヨタのBセグメントのうち環境と感性をテーマに開発されたコンセプトカー。最新のハイブリッド技術で1リットル当たり48キロの低燃費を実現した。
 日産インフィニティは高性能の高級EV「インフィニティLEコンセプト」をアジアで初公開する。
 ほかにメルセデス・ベンツやアウディも韓国消費者のニーズを見据えた車種を展示する。

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