【ソウル聯合ニュース】韓国軍と米軍による定例の合同軍事演習「フォール・イーグル」に参加する米兵力が1日、米本土や太平洋地域、日本などから韓国へ出発した。本格的な演習は来週から始まり、4月30日まで行われる。
 演習には韓国から約20万人、米国から約1万人が参加する。両軍の海兵隊が参加する大規模な上陸訓練や朝鮮半島有事を想定した軍需支援訓練などを実施する。
 今回は北朝鮮の3回目の核実験を受け、北朝鮮に強力なメッセージを送るために例年より強化される。原子力潜水艦やステルス戦闘機F22、長距離爆撃機B52などを投入する方向で協議している。
 朝鮮半島有事を想定した定例の合同軍事演習「キー・リゾルブ」は11~21日に実施される。韓国軍約1万人と米軍約3500人が参加する。2015年12月に予定されている韓国軍への有事作戦統制権移管を見据え、今回は韓米連合司令部ではなく、韓国軍合同参謀本部が演習の計画を立て、施行する。
 一方、韓国軍は北朝鮮軍が今月初旬、大規模な軍事訓練を実施する可能性があると分析している。

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