【東京聯合ニュース】自民党衆院議員で知韓派の二階俊博元経済産業相は28日、聯合ニュースとのインタビューに応じ、慰安婦などの歴史問題で韓日のあつれきが強まっていることに懸念を示した上で、両国の観光活性化、青少年交流などを通じ摩擦を解消すべきだと提言した。
 1980年代初めに日本のホッケーチームを率いて韓国を訪れたことを振り返りながら、次の世代を担う青年たちが活発に交流すれば、政治を含めた両国関係全般を良い方向に導くことができるのではないかと述べた。
 全国旅行業協会の会長も務める同氏は、韓日関係が冷え込んでも両国民が築いてきた友情と信頼は揺るがないものと信じていると述べ、こうしたときこそ旅行・観光業界が率先して両国関係の発展に協力すべきだと強調した。
 二階議員は昨年に全羅南道・麗水で開かれた国際博覧会への日本人観光客誘致に貢献したとして、先月30日に李明博(イ・ミョンバク)前大統領から「金塔産業勲章」を贈られた。

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