【統営聯合ニュース】旧日本軍従軍慰安婦の被害者をまつる碑が韓国慶尚南道・統営に設置され、4月に除幕式が行われる。
 「日本軍慰安婦ハルモニ(おばあさん)とともにする慶南統営・巨済の市民の集まり」が28日、統営市内の南望山彫刻公園で4月6日に「正義の碑」の除幕式を開催することを明らかにした。
 この市民団体は昨年7月、元慰安婦の名誉と人権の回復を願う趣旨で、碑の建立に向け募金を開始した。目標額の4500万ウォン(約385万円)に対し、3000万ウォン以上の寄付金が集まり、統営市も1000万ウォンを支援した。
 公募で選ばれた彫刻家のハン・ジンソプさんが碑を制作中だ。3月25日に設置される予定。
 市民団体は建立を記念し、4月2~10日に南望山彫刻公園の統営市民文化会館で、韓国と日本の写真家や記者が撮った慰安婦関連の写真展を開く。
 統営と巨済は、慶尚南道の中で慰安婦被害者が最も多かった地域といわれる。巨済でも昨年末から、碑の設置に向けた動きが本格化している。

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