コンテナを積む作業が行われている釜山港=(聯合ニュース)
コンテナを積む作業が行われている釜山港=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が27日に発表した国際収支(速報値)によると、1月の経常収支は22億5000万ドル(約2024億円)の黒字だった。
 経常収支の黒字は12か月連続で、輸出好調がけん引した。特に、情報通信機器(20.5%増)、石油製品(10.8%増)、乗用車(23.6%増)などの増加率が高かった。中国への輸出増加幅が拡大し、米国、日本、中東への輸出は増加に転じた。
 こうした影響で輸出額は前年同月より13.9%増の471億4000万ドルを記録した。輸入額は同3.6%増の445億5000万ドルにとどまり、商品収支黒字は前月の19億2000万ドルから26億ドルに拡大した。
 サービス収支は運送および事業サービス収支などの悪化で9億3000万ドルの赤字に転じた。前月は3000万ドルの黒字だった。ウォン高で外国人観光客が減り運送収支黒字が8億3000万ドルから2億6000万ドルに急減した上、旅行収支赤字が7億5000万ドルから10億ドルに増えたことが響いた。
 直接投資は韓国への外国直接投資が減り、純流出規模が6億7000万ドルから14億2000万ドルに増えた。資本収支は5000万ドルの純流入を記録した。

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