【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が21日発表した2012年10~12月期の統計資料によると、昨年末時点で家計信用(個人負債)残高は959兆4000億ウォン(約82兆8500億円)となった。9月末に比べ23兆6000億ウォン増え、過去最大を記録した。
 家計信用は金融機関からの借り入れと、クレジットカードやローンなどの販売信用を足したもの。10~12月期は前年同期比で5.2%増え、同期の国内総生産(GDP)増加率(前年同期比0.4%増)を上回った。
 家計信用のうち個人向け融資は19兆9000億ウォン増の900兆6000億ウォンで、初めて900兆ウォンを超えた。ただ、増加率は小幅に低下している。銀行や貯蓄銀行など預金取扱機関による融資が659兆9000億ウォンで3.2%増加したのに対し、金利の高いその他金融機関による融資は240兆7000億ウォンと10.7%増加した。
 販売信用は3兆8000億ウォン増の58兆8000億ウォンで、増加率は拡大傾向にある。

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