【ソウル聯合ニュース】1月の対ドル為替レートの変動幅で、韓国のウォンはアジア主要国のうち2番目に大きかった。円が世界の主要通貨のうち変動幅が最大だった。
 韓国銀行(中央銀行)銀行によると、1月のウォンの対ドルレートの為替変動幅は0.34%だった。為替変動幅は前日比(終値ベース)の絶対値の月平均。
 世界の21主要通貨のうち変動幅が最も大きかったのは円で、0.70%だった。ニュージーランドドル(0.44%)、スウェーデンクローナ(0.43%)がベスト3。ウォンは世界8位だった。
 ウリィ先物のソン・ウンジョン研究員は「円安の影響でウォン・ドル相場のレートが急変動し、調整局面でも変動幅が大きくなった」とウォンのレートについて分析した。
 ウォンの1日平均変動幅は1ドル当たり4.60ウォンで、昨年7月(同5.00ウォン)以降で最も大きかった。
 ソン研究員は「先月までは円の影響を大きく受けたが、今月はユーロ圏の問題で(為替が)揺れている。不確実な状況は続くだろう」と話した。
 11日にレイナード米財務次官が安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」を支持する発言をしたことから円安・ドル高が進んだ。円は一時1ドル=94円台半ばを付けた。

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